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緑の記憶(剛しいら)

君に包まれてると、ほっとする。
「私は――君が大人になるのを待ってたんだ」
美貌の臨床心理士・如月東栄は、10歳年下の恋人・佐々木洸太に愛され、平和であたたかな同居生活を送っていた。仕事に関しては天才的だが、生活に必要な能力は悉く欠如している如月をさりげなく支える佐々木。恋することに不器用だった如月も彼に応え、ふたりの関係は着実に深まっていた。しかし、そんな彼らの前に、ひとりの心に傷を抱えた少年が現れて――!?

 

【感想】★★★★☆

如月は33歳、佐々木は23歳という10歳差カップルです。
如月は臨床心理士をしていて、過去に如月に救われた佐々木を始め、他にも心に傷を負ったことがある登場人物が多いせいか、全体的に優しい雰囲気のお話でした。思いやりが溢れている感じで。
今回は拒食症の有田という男の子が出て来ます。芸能界で子役をやっていた子で、太っているせいでオーディションに受からないのだと思い込み、拒食症にまでなってしまっているのに本人は全く自覚していません。
この彼は表面上はいい子なんですが、心の中で考えてることは何様な感じで、優しい雰囲気のお話の中で妙に浮いています。でも、性格が悪いって言うより、そんな風に自分を特別視しないとやってられなかったんですね。本当は自分でも異常に痩せ過ぎている事とかにも気付いていながら、それにフタをし続けているんですね。
しかも拒食症のせいでまともな判断力がなくなっている所に、悪い男に騙されて猥褻写真を撮られてしまいます。
有田が拒食症にまでなってしまったのには、母親の愛情を求める気持ちがあったようなのですが、母親の方は高校1年生の男の子が30kg台まで体重が落ちているのに異常さに気付きもせず、ダイエットをしているからと更に野菜ばかり摂らせようとするのは如何なものでしょうか? 有田ほど極端ではないとは言え、この母親もどこか病んでいる気がします。
有田が自分を心配してくれている人の存在に気付き、自分で1歩を踏み出すことが出来たのは本当に良かったです。でも警察沙汰になってしまったので母親の耳にも入る事になったんでしょうが、どんな騒ぎになったことやら…。
でも如月は結局カウンセリングを受けに来てはもらえず、すっかり耀にいいトコを持って行かれてしまったような気がします。まぁ、本人は有田が元気になりさえすれば良いのでしょうが…。
私は前2冊を読んでいないのでよく分かりませんが、如月は臨床心理士なのに自分自身がどこか壊れた所があるような…。何かが欠けているような印象を受けました。気のせいでしょうか??




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