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オールトの雲(一穂ミチ)

お姫様のような母親と一緒に太陽の前に現れた小さな王様──それが、流星だった。外国の血を引く繊細に整った容貌と、誇り高くまっすぐで、嘘やごまかしのない性格。 そのせいで周囲から浮く彼をほうっておけず、いつだって側にいた。けれど、部活の合宿先で偶然会った流星は、太陽の知らない顔をしていて……。
闇夜に迷う心を照らす、一等星の恋。その後の二人を描いた描き下ろし「真夜中の虹」も収録。

 

【感想】★★★★☆

両親の離婚で、流星は母親と二人でアメリカから日本に戻って来て、太陽の隣の家で暮らし始めます。
ハーフのせいで、その容姿の違いを「ガイジン」とイジメられる流星の側に太陽はずっと居続けました。二人は高校生になっても相変わらず親友として仲良くしています。
「太陽と、他の人間は、違う。仲良くなったって、絶対に同じラインにこない」っていう流星の言葉は、告白にしては分かりづらいです。流星は特に不器用なタイプだから、大切な親友に対する友情の意味にも取れるような気がします。
でも、太陽はしっかり告白として受け取ったようで、それから流星を避けるようになります。そんな後で、流星の母親が亡くなったと聞かされた日に「ひとりになんてしないよ。俺がいるよ。俺は、ずっといるよ」「流星が好きだから。本気の、そういうので」とか言っても、これまた、ひとりぼっちになってしまった親友に対しての友情と取れなくもないような…。
だけど、それ以来二人はキスとかする仲になるんですよね~。流星は、避けられてた事とか、気にならなかったんでしょうか? 微妙に釈然としない感じです。
そして、流星の所に離婚以来会っていなかった父親が「流星を引き取りたい」と訪ねて来ます。父親は再婚して子供もいて、現在はハワイに住んでいます。流星はあっさり断りますが、父親は諦めずに何度も訪れます。
太陽は何度か話すうちに、彼が本当に流星の事を大切に思っていると分かり、泣きながら「流星を取り上げないで。連れて行かないで。流星がいないと寂しいよ。ずっと一緒にいたのに」と言いながらも、流星に「お父さんと、一緒に暮らしな。それが一番いいと思う」と言います。流星がお父さんに引き取られると、日本とハワイの超遠距離になってしまって、会いたくてもそうそう会う事は出来なくなってしまうので、相当つらかったでしょう。まだ高校一年生で、中々この決断は出来ないと思います。太陽はごく普通の元気な男の子って感じだったのに、ちゃんと現実を見据えて流星の幸せを考えていて、本当にエラかったです! 何だか、ウルッときてしまいました…。
2話目では、ハワイの流星に太陽が会いに行くお話です。久しぶりに会えたのに、太陽は嫉妬してしまったり、流星と喧嘩してしまったりしています。何と言っても超遠距離恋愛だから、色々不安にもなるでしょう~。流星も言葉が足りない所があるし…。
それにしても、太陽は1週間しかいないのに、妹のワガママで流星がワンピースを買いに行くのに付き合って、太陽ひとりで留守番って…、新しいお母さんの朝美さんは子供を甘やかし過ぎな気がします。夜だって、いくら太陽がいいと言ったからって、妹弟たちが流星の部屋に押し掛けて太陽が追い出されてしまったのをそのまま放置し続けてたし…。わざわざ日本から流星に会いに来てるのに、たった1週間くらい我慢させるべきだと思うんですが~! 流星も流星で、自力で太陽を連れて行きたかったからって、太陽を置いて自分だけ〝すばる望遠鏡〟に行くなんてヒドイ…。くどいようだけど太陽は1週間しかいないんだから、それなら自分も行かなければいいのに~! 1ヶ月もいるならともかく、ちょっとどうなの!? と思ってしまいました。
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