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有明月に、おねがい。(真崎ひかる)

キスしても、もう怒らない……?
医院を営む友坂の元に転がり込んできたのは、七年ぶりに逢った甥の侑里。守るべき相手だと思っていた侑里から「好き」と迫られ……?

友坂眞澄は、静かな町で父親から引き継いだ小さな医院を営んでいる。ある朝、友坂を頼って突然やってきたのは、恋人と海外に飛び出したきり音信不通になっていた姉のひとり息子・侑里。「独りぼっちになった」と話す侑里を放り出せるはずもなく一緒に暮らすことにした友坂だが、庇護すべき対象である侑里から、一生懸命に「好き」と迫られて──!?

 

【感想】★★☆☆☆

『朧月夜に、あいたい。』のスピンオフです。
侑里はずっと海外にいて日本語がちょっと不自由だったり、田舎で同年代の子が全くいない所にいたせいもあって今時の事に疎かったりするのは仕方ないと思いますが、作者があとがきに書いている『マイペースで少しズレている子』と言うより、精神的に成長していない幼稚な子って感じがします。そもそも、10歳までは日本の小学校に行っていたんでしょうし、高校は行かせてもらえなかったにしても、中学までは通っていたはずなのに、恋愛なんかに関してあまりに疎すぎます。「好き」の違いが分からなかったり、「抱きあっている所を見たい」と言ったり。向こうで監禁されていたわけでもなく、近所の人とは接していたのに。どんなに田舎の人だって恋愛くらいするでしょうし、そもそも母親は恋愛の末に侑里を連れて海外に飛び出したくらいなのに、そういう環境で育ってこの疎さはないでしょう~。
眞澄の事を妄信している感じで、相原や啓杜が言っている事を聞いても心の中で否定しているし。相原の二面性についても、色々話を漏れ聞いても全く理解しないし。勉強は出来るのかも知れませんが、もうちょっと柔軟性を持たないと世の中生きて行けないような…。
そもそも、最初に嘘をついて眞澄の所に来たのは理解できるのですが、母親が亡くなったと聞いても放っておいたのではなく、知らされていなかったのが分かったんだから、自分がどうしたいのかとか、事情を眞澄に少しくらい話すべきなのでは? 眞澄が侑里を引き取る為に役所の手続きとかをしようとしているのが分かっていて、それでも黙っているのはどうなんでしょう。呑気にテレビを見たり、恋愛に必死になる前に、自分の身の振り方とか人生なんかを考えるべきだと思うんですよね~。あまりに成り行き任せというか、何と言うか…。普通、母親が死んだ段階で考える事ですよね~。
悪い子じゃないのは分かるんですが、助けて欲しいのならば自分から眞澄に話をキチンとするべきだし、母親の身代わりとしてとは言え今まで生活の面倒を見てくれていたジャンに対して、最後にちゃんと話もせず、顔も見ずに終わらせるのは如何なものかと思います。眞澄に怪我をさせた事に怒っていたにしても、話し合わずに逃げて成行きに任せていた侑里が、ジャンを追い詰めた所もあったと思うんですよね。小さい事では気遣いとかが出来ているようですが、もっと広い意味で人の気持ちとか常識何かを学ぶべきな気がします。それこそ、恋愛なんかより先に。
それに、眞澄が侑里に恋愛感情を抱いたのが何より不思議です。相原と啓杜も随分年が離れていましたが、この二人はそれ以上の16歳差。どんなに「好き」と迫られたからと言って、庇護すべき身内だと思っていた侑里を、しかもこんなに幼稚な所のある子を、そうそう急に恋愛対象に出来るものでしょうか? 眞澄はただでさえ凄く常識に囚われる性格だし、同性と付き合った事もないし…。ちょっと無理があるような気がしました。
不思議と言えば、ジャンと侑里の母親は何で籍を入れなかったんでしょう? お互い独身で、海外にまで追って行くほどの大恋愛で、籍を入れた方が何かと生活しやすかったでしょうに…。
それに、どうでもいい事ですが、眞澄の父親と幼馴染、侑里の母親の3人は、ほぼ同時期に亡くなっています。ちょっと珍しいくらい、人が沢山亡くなっているお話です。実生活でこんな事があったら、呪われているんじゃないかと思って、お祓いに走ってしまいそうです。(笑)

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