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はな咲く家路(一穂ミチ)

この道を歩いて、君のもとへ帰ろう――。
親の再婚を機に、兄弟となった二人は……。
心を溶かす、初雪色の恋物語。

高校生のかずさは、生まれた時からずっと母・弓子と二人で生きてきた。ある日、弓子から「結婚したい人がいる」と告げられ、木工作家の慎一と自分と同い年だという息子・葵と顔合わせをすることに。初めて会う葵は、真面目で臆病なかずさと違い、まっすぐで自由で――夜空を取り込んだような黒い目で、健やかに笑った。そして、弓子と慎一は結婚し、二人は兄弟になるが……。心を溶かす、初雪色の恋物語。

 

【感想】★★★☆☆

この作家さんらしい、風景や空気が感じられるような文章で、とても読み易いお話でした。ただ、日常の様子や家族の絆が出来て行く感じは良く伝わって来たのですが、肝心の恋愛面が少々弱かった気がします。
かずさは初めて葵とキスをして気分が高揚したと思ったら、直後、母親の電話を聞いてすぐ冷静になってしまったし。だから葵に告白されても速攻で振ってしまったし。それっきり進学でバラバラになって、次に二人が会うのは2年後。そして誤解が解けて恋人になるのも、あまりにも簡単過ぎる…。とにかく、時間はかなり経過しているのに、その中で二人の恋愛的な接触はほんの一瞬って感じです。
2話目の続編では、かずさが就職活動をしているのですが、特にこれといったやりたい事を見付けられず、あちこちの会社を受けるものの不採用ばかり…。葵の方は着実に世に認められるようになってきていて、かずさは余計に焦りを感じてしまいます。ここで嫉妬や焦りで些細な事からケンカになるのが有りがちなパターンですが、その辺かずさは冷静で、そうならないようにちゃんと自分の感情を抑えているので、特にトラブルにもならず…。葵の方も、かずさの気持ちを慮って変に刺激しないようにしているし…。結局、かずさは自分一人で考えて結論を出しています。──自分をちゃんとコントロール出来るのは立派だけど、やっぱり恋愛モノとしては物足りないような…。
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