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忘れないでいてくれ(夜光花)

他人の記憶を覗き、消す能力を持つ清廉な美貌の守屋清涼。見た目に反して豪放磊落な性格の清涼は、その能力を生かして生計を立てていた。そんなある日、ヤクザのような目つきの鋭い秦野という刑事が突然現れる。清涼は重要な事件を目撃した女性の記憶を消したとして詰られ脅されるが、仕返しに秦野の記憶を覗き、彼のトラウマを指摘してしまう。しかし、逆に激昂した秦野は、清涼を無理矢理押し倒し、蹂躙してきて――!?

 

【感想】★★★★☆

清涼は、身体に触れる事で他人の記憶を見られるという不思議な能力を持っています。とは言っても全ての記憶を自在に見られるわけではなくて、キーワードを口にしたりして、相手がその時思い浮かべている記憶を見るんです。彼はこの能力を生かして、消したい記憶を消すという、非常に胡散臭い仕事をしています。実際に消すのではなく、催眠術で思い出さないように暗示を掛けています。
秦野は、清涼が唯一のレイプ犯の目撃者の記憶を消したと聞いて怒ってやって来ます。この時の秦野って、刑事だからって、犯罪を犯したわけでもない相手に対して胸倉を掴んだりして、イヤ~な感じです。仕事に一生懸命なのかもしれないけど、思わず苦情の電話とかしちゃえばいいのに…と思ってしまいました。(笑)
秦野は子供の頃、父親から性的虐待を受けていたらしく、レイプ犯を許せない気持ちが強いようです。その記憶を盗み見てしまった清涼は、秦野に腹を立てていたせいもあって、それを挑発的に指摘してしまいます。で、キレた秦野に強姦されてしまうのですが、レイプ犯を憎んでいるのに自分がやってどうする!?って感じです。(苦笑)
根が善良な秦野は、当然もの凄~く反省します。あれ程エラソーな態度を取っていたわりに、清涼は好みのタイプだそうで、当然その後は常に清涼の方が立場は上。惚れた弱みで、すっかり大人しくなって清涼に振り回されています。(笑) でも、「記憶を封印してやってもいいけど?」と言う清涼に、迷わずあっさり「これも俺の一部だから」と言える秦野は凄い!
実は清涼は、16年前に両親を強盗に殺され、自身も犯人を目撃して怪我を負わされたというヘビーな過去があります。他の事件で、無実のはずの容疑者に自白を強要した秦野の先輩刑事・幸田が、両親を殺した犯人とそっくりで、既に時効は過ぎていてもどうしても許せない清涼は、復讐の為に動き出します。
実際は真犯人は顔がそっくりな弟で、他にも何人も殺していて、先輩の方は脅されて証拠隠滅の手伝いをさせられていたようです。この弟、全く罪の意識がなくて、まさしく殺人鬼って感じです。逮捕されましたが、まさか精神鑑定とかで引っ掛かったりするんじゃぁ!? と、ちょっと心配。
先輩の方は、ある意味被害者な所もあるので気の毒な気もしますが、この人って、無実の人に自白を強要してるんだよね~!? 実際はこれも弟の仕業で、自分が死体を埋めておきながら、捜査の目が自分たちの方に向けられたわけでも何でもないのに他人を巻き込むのはどうかと思う。未解決にしとけば良かったのに…。
復讐に燃えながらも、実際に犯人を間近にしたら恐怖で震えが止まらなくなり、そんな自分に自己嫌悪で苦しむ清涼の姿が、とても人間らしくて良かったです。
清涼の親友の塚本は、謎めいていて興味深い。親友なのに、サングラスを外した顔を見た事がないという…。スジみたいな目なのか!? 興味深い…。塚本の恋人の黒薔薇さんも、ベッドの下が好きと言う不思議なキャラ。それならホコリまみれになってないで、掃除すればいいのに…と、どうでもいい事をちょっと思ってしまいました。(笑)
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