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月は腕に歴史を抱き(天野ゆいな)

護られる愛から育てる愛へ――!!
若さあふれる中華ラブファンタジー、新人賞受賞第1作!!

王宮の双子の兄妹、陽隼と晃月は互いに魂の片割れと感じ、恋以上の固い絆で結ばれていた。が、病弱な妹、晃月は離宮へ静養に行くことになる。
初めて、陽隼がそばにいないという生活は寂しかったが、民の暮らしが厳しく、王宮に反乱を起こそうとする者もいる現実を知り、晃月は成長する。
生と死、出会いと別れ――国が滅び平民となった晃月の行く末は……!? 新人賞受賞第一作!

 

【感想】★★★★★

前作と同じ世界観でした。全く別々のお話として独立して読めるのですが、前作の主人公もちょっとだけ登場していました。
一つの国が滅び、新しい国となって変わっていく変革の時代の中を生きる少女のお話です。兄姉たちがとても仲が良くて互いを思いやっていて、温かい気持ちになります。皆で協力して民のために父王を説得しようと頑張ったけれど叶わず、結局反乱が起きてしまってバラバラになってしまいます。彼らの存在は、新しくなる国にとって火種にしかならないとは言え、あまりに辛い運命を動揺も見せずに受け入れる姿が切ない…。そして、最後まで互いを思いやる姿が、また切ない…。(泣)
王が子供たちの意見に耳を傾けてくれたら…と思わずにいられませんが、この王も貧困に苦しむ民に目を向けず、王として失格ではありますが、子供たちには思いやりを持って接していて、父親としては悪い人じゃなかったんですよね。だからこそ、子供たちも時間がないと分かっていても、強硬な手段には出られなかったんでしょう。
ある意味、重たい内容のお話ですが、登場人物の気持ちが素直に書かれていて、変に重たくなり過ぎず、読み易いお話でした。前作も良かったし、好きな作家さんですね。

 

 

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